取り敢えず、お盆が過ぎて
コオロギや鈴虫が鳴き始め
やっとこさ
朝晩涼しくなってきたと
思っていた矢先に
また、台風!
もう、勘弁して。
先週末位から
夜、帰る時
路面温度の表示が
35℃とか。
うわぁ~。熱帯夜!
今日も朝から見事な『なつぞら』
朝ドラは観れてませんが。
お昼時、ふと空を見上げると
気持ち良く晴れて
ふと何気に『夏空』を
撮っておきたかった。
やっぱり、なんだかんだと言っても
先人の仰る通り
『暑さ、寒さも彼岸まで』は
大体、毎年当たってる。
午後3時頃から
換気扇のフードに当たる音で
まさかの『雨』が
降り出したのに気が付いた。
おお、久し振りに見たなあ。
『キツネの嫁入り』。
なんか、のどかな表現でいいね。
『まんが日本昔話』の
常田富士男さんと市原悦子さんの
独特の声と言い回しを思い出す。
そう言えば、こないだ
金曜ロードショーで放映された
『天空の城ラピュタ』の
『ポム爺さん』の声も
常田富士男さんだったなあ。
味のある良い声でした。
しばらくすると雨の勢いは強まり
直ぐ上の空も『ゴロゴロ』鳴り始めた。
結構、本格的土砂降り。 栗東でまさかの『河川氾濫警報』も発令されている。
数年前、山が崩れ
河川の近くの家が流されたほどの災害があった。
日本全国、いつ何処で
どんな災害が起こるか分からない時代。
雨足も強まり
雷鳴も近づいてきた。
パソコンでの仕事は中断。
どうか、停電しませんように。
降水量が無茶苦茶、多い時は
店先の『いちょう通り』が
すぐに冠水して、川になる。
車が通る度に
『波』になって、
押し寄せてくることもよくあった。
幸いな事に今回は降り方も、さほど酷くなく
比較的、短時間で小降りになり、一安心。
ショパンの『雨だれ』を聴くと
中学時代だったか、
高校時代だったか、
現代国語の中に出てきた
三好達治の詩の『大阿蘇』から
『雨は蕭蕭(しょうしょう)と降つてゐる』
と言う一節を思い出す。
確か現代国語の先生に
『激しい雨ではなく、静かな雨がひたすら降り続いている様子』
を表現していると教わった記憶がある。
『雨だれ』の序盤は
『暗い雨』ではなく
逆光で『光り輝く静かに降る雨』のイメージ。
やがて、暗雲が垂れ込み
土砂降りへとかわり
雷鳴が響き
暗闇の中
行き場のない不安な気持ちに
拍車をかける。
やがて、
いままでの雨が嘘だったかのように
空は晴れ渡り
一面に光は溢れ
不安や迷いが一掃され
清々しい思いが
雨上がりの『青空』にオーバーラップする。
希望に変わるところが好きなのだ。
それでいいのだ。(笑)
また、バカボンのパパの登場だ。
なんでまた今日は
撮る気になったのかと言うと
雨上がりの『虹』を期待していた。
残念ながら『虹』は見られなかった。
条件が揃わないと
思い描くような
『虹』には
なかなか、お目に掛かれない。
風景との出会いは
本当に『一期一会』。
あ。そういえば先週
ほんのり優しい『虹』を
撮っていたのを思い出した。
とって、つけたように
ここぞとばかり
引っ張ってくる。(笑)
中学、高校時代の夏休み終盤に 『夕立』を家の中から眺めながら
『ああ、これで夏も終わったな』と
感じていたのを思い出した。
『夏の終わりは何故か、いつもセンチメンタル』
なーんてね。
てな訳で
次回もまた
乞う、ご期待!
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by ps_palette
| 2019-09-10 21:52
| 夏の終わりに
|
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