その5 『プログレッシヴ・ロック』との出会い

かなり、間が空いてしまいましたが
予告通り『プログレッシヴ・ロック』
通称『プログレ』について
熱く!
語りたいと思います。

時は今からさかのぼること40年前!
自分で書いて驚いてる…。

つい、こないだまで『自然回帰志向』で
アメリカのカントリー&ウェスタンである
ジョン・デンバーを聴いて
おだやかなライフ・スタイルに憧れ
ほのぼのしていた筈なのに。

高校に入った途端。
あっと言う間に『ロック』
打って変わってヨーロッパ。
しかも『ブリティッシュ・ロック』
しかも『プログレッシヴ・ロック』という
今まで聴いたこともない、
未知の領域に両脚を突っ込もうとは
知る術もなかったのである。
…友達の影響って凄いねえ。

『プログレッシヴ・ロック』
先ずは、その演奏。
現在みたいに録音した後で、表現も音色も
デジタルで勿論、いじりまくれる時代じゃなかった。
それを当時は、演奏技術でやってのけたという、
とんでもない凄い演奏技術、時代だったと思う。

特に『プログレッシヴ・ロック』のバンドは
もう、本当に『超絶演奏技巧集団』ともいえるほど
それぞれの楽器のエキスパートが集結したようなものだった。

ライブのアルバムの方が、スタジオ録音のアルバムより
演奏が優れていて評価が高い!なんて、ざらにある。

たとえば
YES『Yes Songs』であったり。
Genesis『Seconds Out』であったり。

それと音楽性。
たぶんクラシックの組曲と同じように共通性があって
いつも感動する美味しいパートだけ
つまみ食いして聴いても
きちんとフルで聴いた時ほどの感動は得られない。

聴けば聴くほど
スルメのように(例えが古いが)味が出てくる。

眼を閉じて聴いていると
聴けば聴くほど
情景描写が出来るようになってきて
細かい表現までが
手に取るように解るようになってくる。

『プログレ』のそれぞれのバンドの作り出す
楽曲の深遠なる世界
どっぷりと、はまっていく。

最初、友達に紹介された時は
何が何やら、ちんぷんかんぷん
解読不可能だった楽曲が
だんだん、だんだん、
それこそ中毒のように
心地良さを求めていくようになる。

とても、各バンドについて代表曲を1曲なんて
選び抜けるもんじゃないが
敢えて、印象に残ってる曲を
好みと独断で。

Pink Floyd / the great gig in the sky
この夕空に響き渡るかのような、スキャットが圧巻。

EL&P / Jerusalem
このモーグ・シンセサイザーの神がかり的な転がるような音色。

YES / Wonderless Stories
天上世界のような幻想に浸れるかな?

Camel / Chord Change
メロディ、スピード、リズム。
満月の夜に高速で飛び回るような。
もう、ただただ、酔いしれて。

Genesis / Dance on a Volcano-Los Endos
せめて、ここから聴いてもらわないと。
超絶ツイン・ドラムにノックアウト!
陽が暮れるまでに行かなければ!

どうですか?
堪能できましたか?
初めて聴く方も
気に入って頂けたら嬉しいです。

次回は時系列で行くと
『フュージョン』になるんですが
ちょっと気になる
ぜひ紹介したい、ジャンルと言おうか
音楽とは切っては切り離せない
紹介したくて、ウズウズする内容が
急浮上してきたので。

乞う、ご期待!


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by ps_palette | 2017-05-13 19:07 | ♪洋楽との出会い♪ | Comments(0)

その4 『自然回帰志向』

皆さん、ゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか?
たいてい例年、一日位は天気が崩れて荒れ模様になりますが
今年は安定していて行楽日和だったと思います。

前回の予告通り、
1975年頃はちょうど
アメリカの文化や流行が
どんどん日本に紹介されて
各テレビ局も、アメリカの連続ドラマを吹き替えで放映していた。
当時はまさに『血沸き肉躍る』のワクワクするドラマが目白押しだった。

中でも今、思い出したのは

『600万ドルの男』
『バイオニック・ジェミー』

記憶がおぼろげだが、何らかの事故で
特殊工作員?がサイボーグ化手術によって
一命をとりとめ、そのサイボーグの驚くべき能力で
難事件を解決し、活躍するといった内容だったように思う。



こういった、SFアクションものとは対照的に
アメリカの開拓時代に
喜怒哀楽を共に生きる
家族の日常的な温かい物語が

『大草原の小さな家』だった。

そのドラマの中に登場する
ログ・ハウスといった建築様式の丸太小屋や
フランネル・シャツ、オーバー・オール、ワーク・ブーツなど
ファッションを含め
全てのライフ・スタイルやアイテムが憧れの的だった。

何もかも便利な今の時代もいいけど
たとえ不便でも、こんなに温かい人との繋がりで
生きていけることを教えてくれるかのような
まさに『自然回帰志向』のはしりのようなドラマだった。



家族とはこういうもの、
将来、こういった家族を築きたいと
子供心に思ったものだ。

こんなさなか、機は熟したと言わんばかりに
ジーンズのCMで流れたのが


John Denver / sunshine on my shoulders
ジョン・デンバーの
『太陽を背に受けて』だった。

何というか、息を吞むというか
怒りや悲しみや悩み、
全てのマイナスな感情をなだめるかのような
優しい調べに耳を傾けたのだった。

全ては紹介しきれないが
代表的なもので


John Denver /take me home,country roads
『故郷へ帰りたい』

のちに『カントリー・ロード』として
オリビア・ニュートン・ジョンのカバーや
ジブリの映画『耳をすませば』でも日本語で歌われ
老若男女を問わず、有名になった。


John Denver / rocky mountain high


John Denver / Annie's Song

何と言っても、ジョン・デンバーの魅力は
透き通った爽やかな歌声で
日常の悩みや悲しみや怒りを全て
忘れさせてくれるかのような
時間にどっぷりと浸れる、
安らぎを与えてくれる
といったところだろうか。



John Denver / back home again

話は変わって
時は流れ、高校に入ってからは
友達の影響でガラッと音楽の志向が変わったというか
幅が広がったというか。

振り返れば今までで一番、音楽に向き合って
それこそ、オーディオの原則?定石?通り
左右のスピーカーを底辺として
二等辺三角形の頂点の位置で
眼を閉じて聴いていたのは
この頃だったと思う。

次回はクラシックとロックが融合したような

『プログレッシヴ・ロック』

通称『プログレ』について
熱く語りたいと思います。
乞う、ご期待!


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by ps_palette | 2017-05-07 01:36 | ♪洋楽との出会い♪ | Comments(0)

その3 『フォルクローレ』との出会い

こないだ、その1で
サイモン&ガーファンクルの音楽との出会いが
僕の洋楽の始まりとお話ししたが
その中でも、ひときわ輝く
当時、今迄聴いたことのない
メロディが、これ。



どことなく哀愁を帯びていて、切ないメロディ。
これこそが
『何なんだ?この胸を掻きむしられるような旋律は?』

時、同じくして当時、日曜日の夜7:30pmに
ハウス食品提供の『世界名作劇場』で放映されていた
名作中の名作アニメ。
『母をたずねて三千里』

言わずもがな、ちびまるこちゃんが(笑)
しまいに茶々を入れるなとお叱り受けそうな。

もとい、少年マルコが
イタリアのジェノバから、
大西洋を渡り、はるばる南半球の
アルゼンチンのバイアブランカまで
音信不通になった母を訪ねて
たった一人で、人の温もりの中、旅をして成長していく
ロード・ムービーならぬアニメの金字塔なのだ。

宮崎駿監督や高畑勲監督が手掛けていたものの、
当時、まだ『スタジオ・ジブリ』ではなく
『日本アニメーション』と言う名前で制作されていたことを
ご存知の方も少なくないだろう。

特にマルコとお母さんの再会シーン。
もう、どれだけどれだけ、泣いたことだろう。
別枠でアニメの話もしないと駄目だ。これは。

話を元に戻して
要するに
この『母をたずねて三千里』のオープニング・テーマ曲が



サイモン&ガーファンクルが取り上げた
『コンドルは飛んでいく』と同じく
南米のインカ帝国時代から歌い継がれる
『フォルクローレ』と呼ばれるジャンルの民族音楽なのだ。

『フォルクローレ』はインカ帝国時代から
『ヤラビ』と言う哀愁を帯びた独特のメロディ型式が特徴らしい。

ケーナ・チャランゴ・ギターで演奏される
『コンドルは飛んでいく』の曲は3部構成。
1部がヤラビと呼ばれる物悲しい旋律
2部がフォックス・インカイコまたはパサカージュと呼ばれる行進曲調のリズム
3部がワイノと呼ばれる華やかな舞曲
サイモン&ガーファンクルがカバーしたのは、このうちの第1部の部分のみ。

『母をたずねて三千里』のオープニング・テーマ曲
楽器も本格的にギターとケーナのヤラビで曲が始まり
転調したところからフォックス・インカイコの型式で
チャランゴが使われているのだ。
(アルマジロという動物の甲羅が響体になっているウクレレのようなもの)

つまり『母をたずねて三千里』のオープニング・テーマ曲
手抜きのない本物の『フォルクローレ』なのだ。
これでいいのだ。
天才バカボンのパパか?(笑)

ちなみに『Folklore』は
スペイン語読みで『フォルクローレ』
英語読みで『フォークロア』
民族衣装をファッション用語で『フォークロア』と呼んだりすることがある。

原曲のクリスティーナ&ウーゴの『コンドルは飛んでいく』はこちら。




1973年2月14日NHKのの番組『世界の音楽』で紹介された。
番組が放映されるとNHKには問い合わせの電話と手紙が殺到したという。

後に来日公演の際、大阪で
おふたりの生の歌声・演奏を
直に生で観られて聴けたのは
亡くなられた今となっては
ファンとして、本当に貴重な思い出となった。

『コンドルは飛んでいく』に続くのは、他にも有名な曲で『花祭り』
来日公演の際の音源。しかも大阪?

次の曲は邦題で『蜃気楼の歌』
牛車に揺られ、青空を仰ぎながら草原を行く情景が思い浮かぶ。


残念ながら一番好きな『山の花』
見つけられなかった。
ぜひ、CDを買ってお聴きください。

このクリスティーナの
天に突き抜けるかのような
透き通ったソプラノは
眼を閉じて聴いていると
瞑想できそうな位
空想世界へと導いてくれる。

クリスティーナの妹に
日本でムード音楽のヴォーカルで有名になった
グラシェラ・スサーナがいるというのを
後に知るが、納得できる。

他にもソプラノというか、高音域の中では
『トワエモア』白鳥英美子
少年少女合唱団出身の
薬師丸ひろ子の声が美しい。
今井美樹の声も高音がきれい。

中でもクリスティーナの歌声は秀逸だ。

次回は1975年辺りから
アメリカ西海岸の文化が急速に紹介されていった頃
自然回帰志向が広まると共に
カントリー&ウェスタンのジャンルの曲
ジーンズのCMで一躍有名になった
『ジョン・デンバー』に、ついて語りたい!
お楽しみに。
乞う、ご期待!

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by ps_palette | 2017-05-01 19:51 | ♪洋楽との出会い♪ | Comments(0)

その2 『永遠の名曲』

前回の予告通り、
○ー○○○ー○を紹介しましょう。
もう皆さん、おわかりかな?

当時、FM放送だけにとどまらず
中学校の給食の時間に校内放送でも流れていて
聴いたことのない人はいないだろうと思う。

このキャッチーでセンチメンタルなメロディは
一度聴いたら忘れられない。

サビのところの『every shalala,every woh woh』は
皆さん、口ずさんだ思い出があるでしょ?


そう、カーペンターズだ。
永遠のスーパーデュオと言っても、過言は無いくらい。
言わずもがな、世界中で愛されている兄妹。

この曲がどうしても歌いたくて歌いたくて
当時、早速レコード屋さんに買いに走り。

まだ習ってない単語の連続で
何回もレコードを
かけては聴き、かけては聴き。
単語を正確に読めないから、
耳で聴いた通りのカタカナに置き換えて
そのメモを見ながら、カレンの歌声に合わせて
覚えたものだった。

今でも、たまに風呂の中で
気まぐれで、口ずさんだり
案外、覚えてるものだ。
まあ、音程は別として。(笑)

これほど、人の心を揺り動かす声の持ち主は
もう現れないだろう。
それ程までに、カレンの歌声は唯一無二である。

1970年代を象徴するかのような
美しいメロディの数々。
とても一回で、もちろん全ての曲を
紹介しきれる訳はなく
カーペンターズを好きな人は皆それぞれ
好みが分かれるところだが
独断で、あえてこちらの曲を。







カーペンターズを愛してやまない方たちには
懐かしくて、そして切なくて
あの頃に思いを馳せたりしたのではないでしょうか。

カレンが亡くなった時は
本当に心に大きな風穴が開くぐらいの衝撃でした。
でも今だに、僕にも皆さんにも
心の中にカレンは歌声とともに
生き続けていることと思います。

次回は…
『なんだ?この胸を搔きむしられるような旋律は!』
多くは語らず。
では、また。
乞う、ご期待!

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by ps_palette | 2017-05-01 00:15 | ♪洋楽との出会い♪ | Comments(0)

その1 『最初の洋楽』

初めての洋楽は
確か小学5,6年生位の頃
友達の家に遊びに行った時に
隣のお姉さんの部屋から聴こえてきた曲だった。

英語で何を歌ってるのかも解らないが
なぜか、凄く心に響いてきて
とにかく気になって仕方がなかった。

後に中学生になってからは
当たり前のように皆が洋楽を聴き始めるようになって
特別、洋楽を聴いているのは珍しくなくなってきた。

ようやく、あの時聴いた曲が何であるのかを知って
シングルレコードを買いに走った。


それからは友達の影響でFM放送を聴くようになり
一気に幅が広がった。

あの頃、家の物干し台から夕焼け空を見ながら
よく聴いていたのは、この曲だった。


毎週土曜日、NHK大津放送局のFMで
リクエスト曲をかけてくれる番組を
聴いていた記憶がある。

当時のリクエストの手段はなんと、『葉書き』だった。
リスナーがリクエストするのも
やっぱり、流行りの曲だった。





ああ、懐かしい!
いいですねえ。
現代ほど表現方法や音は少ないかも知れないけど
シンプルだからこその
何か音作りの丁寧さというか
メロディの美しさというか。
今、聴いても充分、感動できる!

次回は後々にまで影響を受けた?
○ー○○○ー○の特集?です。
さて、なんでしょう!
わかるかな?
お楽しみに。
乞う、ご期待!


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by ps_palette | 2017-04-29 19:52 | ♪洋楽との出会い♪ | Comments(2)